IMAGICA GROUPの子会社は100〜150人の希望退職者を募集する

IMAGICA GROUPは26日、子会社が手掛けるテレビ番組のポストプロダクション(ポスプロ、撮影後の編集)事業から撤退すると発表した。テレビ業界が縮小するなか、テレビ局は内製化やフリーランスへの依頼を増やしている。同社の事業は稼働率が低下していた。CMや映画のポスプロ事業や、ほかの子会社が手掛けている一部のテレビポスプロ事業は残る。

事業撤退するのはIMAGICA Lab.(東京・品川)。同事業の2024年3月期の売上高は26億円、営業損益は9300万円の赤字だった。同事業に携わる社員は別の子会社への転籍を検討するほか、25年2月12日まで100〜150人程度の希望退職を募集する。退職金に加えて特別加算金を支給。再就職支援も実施する。

品川プロダクションセンターや赤坂ビデオセンターなど、同事業を手掛けている4施設は売却を検討する。事業撤退や希望退職に関わる費用は、応募人数などが確定し次第、特別損失として計上する。

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