液卵大手のイフジ産業が7日発表した2024年3月期の連結決算は、売上高が前の期比17%増の245億円、純利益は43%増の15億円でともに過去最高だった。鳥インフルエンザ流行による鶏卵相場の高騰や労務費の価格転嫁が進み、売り上げを押し上げた。工場の生産性を高める設備更新を進めたことも増益に寄与した。
25年3月期は販売数量の増加を見込むものの鶏卵相場の低下から売上高は前期比16%減の205億円の見通し。純利益も前期に特別利益を計上した反動で14%減の13億円と予想する。生産性向上で営業利益と経常利益は過去最高の更新を見込む。
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