OKIは7日、2024年3月期の連結最終損益が256億円の黒字(前の期は28億円の赤字)になったと発表した。従来予想を136億円上回る。販管費などの固定費削減が想定以上に進むほか、繰り延べ税金資産の回収の可能性を見直し、税負担を約109億円軽減させる効果も出る。

売上高は前期比14%増の4219億円と従来予想を31億円下回る。欧州向けに出荷するプリンター事業の需要回復が遅れている。営業利益は約8倍の187億円の見通しで、17億円上振れする。

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