中日本高速道路(NEXCO中日本)が20日発表した2024年4〜9月期の連結決算は純利益が前年同期比25%減の161億円だった。交通量の増加に伴い料金収入や休憩所の売り上げが伸びた一方で、道路の舗装や橋梁などの老朽化により補修費用がかさんだ。

売上高にあたる営業収益は5%増の4808億円。料金収入は3%増の3506億円で、サービスエリア(SA)などの休憩所事業は6%増の173億円だった。

25年3月期の連結純利益は補修費がかさみ、前期比74%減の25億円を見込む。NEXCO中日本は休憩所事業が収益の柱となっており、大型連休が少ない年度後半は利益が縮小傾向にある。

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