天竜浜名湖鉄道

第三セクターの天竜浜名湖鉄道(天浜線、浜松市)は21日から減便する。上りと下りで1日計10本を減らす。期間は2025年3月14日まで。慢性的な人手不足のなか、運転士の退職や育休取得などが重なった。人手不足に伴う減便は初めて。

西鹿島駅(浜松市)から掛川駅(静岡県掛川市)の区間を対象とする。通勤・通学者が多い朝方などを避け、利用者が比較的少ない夕方から夜間の便を減らす。

同社が適正とする運転士の数は30人だが、足元で3人の欠員が生じているという。ハローワークなどで求人を出すほか、駅舎などで働く社員に会社が費用を負担して電車の運転免許の取得を促している。

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