ツムラは18日、漢方薬の新たな生産拠点を群馬県明和町に設けると発表した。国内では3カ所目で2029年度中の稼働を目指す。漢方の処方増加を受けて生産量の拡大を図り、安定供給できる体制を構築する。
同日、約18億円を投じて「明和東部工業団地」の土地について取得契約を締結した。敷地面積は7万9000平方メートル。同地では漢方のエキス粉末や顆粒(かりゅう)の製造を予定する。導入する設備や建屋への投資費用など詳細は今後明らかにする。
物流の利便性が高いと判断して群馬県明和町を選定した。主力の茨城工場(茨城県阿見町)や石岡センター(茨城県石岡市)といった自社の主要拠点から近い点も考慮した。
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