太陽誘電は18日、2025年1月に米ラスベガスで開かれるテクノロジー見本市「CES」に出展すると発表した。米国で需要が高い自動車やデータセンター向けの積層セラミックコンデンサー(MLCC)、インダクターなどの電子部品を中心に展示する。
同社は18年からCESに出展している。新型コロナウイルス禍でオンライン開催となった21年を除くと出展は7回目となる。
電子部品のほか電動アシスト自転車システムのブランド「フェリモ」も展示する。ブレーキの力を電力に変えて充電することで航続距離が1000キロメートルと長いのが特長だ。CESには完成品メーカーも多く参加するため、自転車の制御システムの販売先を開拓しつつ、米国市場での需要の有無も見極める。
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