観葉植物に触れるとセンサーが反応する

ジャパンディスプレイ(JDI)は18日、2025年1月に米ラスベガスで開かれるテクノロジー見本市「CES」に出展すると発表した。センサーを使い、植物や大理石などの素材をタッチパネルのように操作できる自社開発技術「ZINNSIA(ジンシア)」を展示する。

ジンシアは静電容量タッチパネルの技術を応用して、素材の裏などにセンサーを置いて人の手の動きを感知する。センサーから10センチメートルほど離れた場所の動きも検知でき、木材や大理石などタッチパネルにすることが難しい素材に対応する。JDIは6月に技術を開発したと発表していた。

既に国内のゲーム機器メーカーなどへの納入が決まっており、車載機器メーカーとも話を進めているという。海外市場開拓を念頭に、完成品メーカーが多く集まるCESへの出展を決めた。JDIは23年から3年連続で出展することになる。

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