17日のニューヨーク株式市場は、FRBによる今後の利下げのペースを見極めたいとして、利益を確定するための売り注文が出る展開となりました。

ダウ平均株価の終値は前日と比べて267ドル58セント安い、4万3449ドル90セントとなり、9営業日連続での下落となりました。

アメリカの経済チャンネルCNBCによりますと、9営業日連続で下落したのは1978年2月以来だということです。

市場関係者は「このところ、アメリカのトランプ次期大統領の政策への期待感などを背景に大手ITなど一部の銘柄に買い注文が集まる一方、売り注文が出る銘柄も少なくなかったため、ダウ平均株価の下落が続いた格好だ」としています。

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