日本生命保険が、朝日智司副社長(61)を2025年4月1日付で社長に昇格させる人事を固めたことが17日、分かった。同社の社長交代は7年ぶりで、清水博社長(63)は会長に就く。海外生保を相次いで買収するなど事業領域を広げている中、中核の国内保険事業で経験を積んだ朝日氏を経営トップに据え、収益力の基盤固めを目指す。
近く取締役会を開いて決定する。経団連会長に就任予定の筒井義信会長(70)は特別顧問に就任する見通し。
朝日氏は、国内保険事業の経営戦略を担当する営業企画部門の経験が長く、支社長として営業現場の責任者も務めた。現在は、国内保険事業全般を統括している。
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