茨城県つくば市は13日、東日本高速道路(NEXCO東日本)と首都圏中央連絡自動車道(圏央道)で整備を進めている自動料金収受システム(ETC)専用のスマートインターチェンジ(IC)の名称を「つくば西スマートインターチェンジ」に決めたと発表した。2025年春に開通予定で、物流や観光のアクセス改善につなげる。
つくば中央IC(つくば市)―常総IC(常総市)間に設ける。IC間は11キロメートルと圏央道で2番目に長い。スマートICは常総ICから約7キロ、つくば中央ICから約4キロに新設され、各ICへ10分以内で向かえる人口が125万5000人と1万人強増える。
つくば西スマートICの周辺では土地区画整理事業が進むがつくば中央ICへは約12分かかる。新設するスマートICへは約6分と半減する。また常総IC周辺は鬼怒川や小貝川の浸水想定区域であり災害時にICが使えなくなる可能性があるが、スマートICで緊急輸送ルートを確保しリスク対応も強める。
茨城県南部では常磐自動車道の守谷サービスエリア(守谷市)と桜土浦―土浦北間(土浦市)の2カ所でもスマートICの開設が予定されアクセス改善が進みそうだ。
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