JDIは12日、カメラモジュール(複合部品)を手掛ける米国の企業と業務提携したと発表した。赤外線を感知して映像にするカメラ向けのセンサーを共同で開発する。液晶で培った微細化技術を活用し、26年までにセンサー用ガラス基板を石川工場(石川県川北町)で開発する。
JDIは11期連続の最終赤字を見込む。センサーなどの新規事業を開拓し、業績の立て直しを図る。
米オブシディアンセンサーズ(Obsidian Sensors)と提携した。一般的な光ではなく赤外線を使うことで、暗い場所や逆光下でも物体を検出できる。ドローンや車載で需要が拡大しているという。JDIは映像の高解像につながる配線幅の小さいガラス基板を納め、オブシディアンセンサーズがモジュール化する。
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