東京建物が手掛ける八重洲エリアの再開発ビルにはアスコットの最高級ブランドが入る予定だ(完成イメージ)

東京建物は10日、2029年度の完成を予定する東京・八重洲の再開発事業で、日本初上陸となる高級宿泊施設「クレストコレクション」を誘致したと発表した。シンガポールのアスコットが手掛けるブランドで、短期から長期の滞在まで様々な客層を取り込む。

東京建物は日本橋川に面した「八重洲1丁目北地区」を再開発する。宿泊施設の名称は「センカ東京byクレストコレクション」で29年度下期の開業を目指す。

クレストコレクションはアスコットの最高級ブランドで世界で7施設を展開する。価格帯は未定。東京建物の担当者は「土地の歴史や文化を大切にするブランドだ。長期・短期のレジャー利用からビジネス客まで様々な利用客を見込める」と期待する。

アスコットはサービスアパートメントやホテルを世界で約1000施設運営している。日本国には現在約20施設あり、今後5年で45〜50施設に増やす方針だ。

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