鉄鋼大手のJFEスチールは10日、西日本製鉄所福山地区(広島県福山市)に約700億円を投じ、鋼板に溶融亜鉛めっきを施すラインを設けると発表した。
自動車の業界では環境規制の強化や衝突安全基準に対応するため、強くて軽く加工しやすい「車用超ハイテン鋼板」の需要が高まっている。
新ラインは主にこれをつくるもので、2028年10月に稼働させる予定だ。同様のラインは西日本製鉄所の福山地区と倉敷地区(岡山県倉敷市)、東日本製鉄所の千葉地区(千葉市)に計6本あり、今回で7本目になる。
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