8月にソウルにオープンした「鳥貴族」韓国1号店

エターナルホスピタリティグループが6日発表した2024年8〜10月期の連結決算は、純利益が前年同期比10%減の4億2800万円だった。居酒屋「鳥貴族」で韓国と台湾に進出したほか、米国でも初の自社開発店舗を出すなど海外展開を進めており、出店による支出が先行した。

売上高は14%増の109億円だった。海外での店舗増が貢献したほか、国内でも鳥貴族業態で北海道や広島県などの地方都市を開拓。鳥貴族の国内店舗数は10月末時点で647店と4店舗の純増だった。営業利益は3%減の7億2800万円だった。

今後も海外に積極的に投資する。24年内に台湾と韓国でそれぞれ3店舗の出店を掲げるほか、新たに香港にも進出する計画だ。

25年7月期の連結業績は純利益で前期比21%増の25億円、売上高で14%増の478億円とする従来予想を据え置いた。

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