コンビニ最大手のセブン―イレブン・ジャパンは6日、京王電鉄グループと共同で、商品を電車で配送する実証実験を10日から始めると発表した。トラック物流の人手不足に対応するほか、二酸化炭素(CO2)排出削減の効果も見込む。順調に進めば、将来的に他の鉄道会社と組んで鉄道配送をすることも検討しているという。

 今回の実験では、京王井の頭線の永福町駅(東京都杉並区)で商品を積み込み、吉祥寺駅(東京都武蔵野市)など沿線の3駅にある店舗に配送する。期間は半年間。乗客の少ない時間帯を選び、賞味期限が短く頻繁な配送が必要な総菜やサラダなどから始める。対象店舗や商品の拡大も見据える。

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