「ホテル 寧 奈良」の外観イメージ=JR東海提供

JR東海は5日、奈良市の近鉄奈良駅前で建設予定の高級ホテルの名称を「ホテル 寧 奈良」にすると発表した。同社グループとして初めての最高級ブランドになる。奈良の観光地の玄関口に位置し、インバウンド(訪日外国人)などの周遊ニーズに応える。

敷地面積は約3300平方メートルで、館内には奈良の文化や産業に触れられる空間も設ける。客室は平均40平方メートル以上の広さを備え、富裕層などの利用を見込む。

ホテルは米ハイアット・ホテルズ・コーポレーションと提携し、同社の「アンバウンドコレクション by Hyatt」ブランドとして展開する。運営はJR東海ホテルズが担う。これまではマリオット系で最高級の「ラグジュアリー」の次にあたる「プレミアム」までだった。

JR東海の丹羽俊介社長は「奈良のさらなる旅の魅力を創出し、現地で体験・体感する場を提供できる」とコメントした。

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