中小企業の販路開拓に向けた商談会「よい仕事おこしフェア」が3日、東京都内で開かれた。今回は12回目で、参加したのは全国の約500社。能登半島地震からの復興を応援する特別ブースも設置され、地場企業が輪島塗など産品をPRした。4日まで。

 石川県輪島市の「忠兵衛PRO」は輪島塗の酒器や花器、女性向けのペンダントなどを展示した。工房を兼ねた自宅は地震で全壊し、来春に元の場所で再建予定。経営者の細谷忠兵衛さん(63)は「本格的な活動再開を前に、できるだけたくさんの人と知り合いたい」と意気込んだ。

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