クラフトビール醸造所向け業務管理ソフトなどを手掛けるスタートアップのBest Beer Japan(ベスト・ビアー・ジャパン、埼玉県朝霞市)は29日、ヤマトホールディングスやぐるなびなどを引受先とする第三者割当増資で2億1000万円を調達したと発表した。飲食店向けクラフトビールの販路拡大や人材採用などに充てる。
ベスト・ビアー・ジャパンは2018年に設立。クラフトビール業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する目的で、醸造所に向けて生産や受注、酒税までを一元管理できるアプリを開発・提供している。法人向けクラフトビールの卸売EC(電子商取引)サイトも手掛けており、全国200社以上の醸造所がサイト上で商品を販売している。
今後はクラフトビールの非専門店でもクラフトビールを導入しやすいよう、消費者に対して商品の選び方や特徴が分かりやすく伝わる機能などを開発する。商品の種類を拡大するために、2025年にもクラフトジンやクラフトウイスキーを取り扱えるようなシステム開発も進める。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。