日本をはじめとした環太平洋連携協定(TPP)加盟の11カ国は28日、カナダのバンクーバーで会合を開き、中米コスタリカとの加盟交渉入りを決めた。赤沢亮正経済再生担当相が29日の記者会見で明らかにした。
12月15日には英国の加盟を認める議定書が発効する予定。12カ国体制となったTPPが始動する。
コスタリカは2022年に加盟申請していた。加盟交渉の開始は英国に続いて2カ国目。赤沢氏は「コスタリカは民主主義や自由貿易を重視し、価値や原則を共有する重要なパートナーだ」と強調した。
TPPには他に中国、台湾、エクアドル、ウルグアイ、ウクライナ、インドネシアが加盟を申請している。
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