10カ所に設置されたデザインマンホールをたどって松江城をめざす(松江市内)

松江市は地域の名所などのデザインを施した「デザインマンホール」を観光誘客に活用する。JR松江駅から松江城に至るコースの10カ所にマンホールを設置し、順番にたどると国宝の松江城に到着できるようにした。コースは約2キロメートルで、マンホールを探しながら歴史的な街並みを散策できる。新たな楽しみ方を提供して滞在時間の延長などにつなげる。

このほど「松江城をめざそう! 水の都おさんぽルート」を始めた。JR松江駅前から市内の天神町商店街、松江大橋を通り、京店商店街などの観光スポットを経て松江城にたどり着く。各要所に松江城をデザインしたマンホールが設置されている。

マンホールにはそれぞれ2次元バーコードがついており、スマートフォンなどで読み取ると周辺の観光情報を確認できる。デザインマンホールは全国の観光名所などで活用が広がっており、市担当者は「松江の魅力を歩いて発見してほしい」と話す。

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