東証では今月5日から取り引きの終了時間を70年ぶりに延長して午後3時半までとする一方、上場企業に対して決算などの投資家向け情報は取引終了を待たずに速やかに公表するよう呼びかけていました。
東証によりますと、取引時間が延長された今月5日以降に中間決算を発表した1657社のうち、取引時間が終了する前に決算を発表した企業は558社、率にして33.7%とおよそ3分の1を占めました。
去年の3月期決算企業の中間決算では476社だったため、82社の増加となりました。
東証は「速やかな発表をお願いしたが、一部の企業には理解してもらえたのではないか」としています。
一方、取引終了後に発表した企業はおよそ3分の2にあたる1099社で、東証としてはより速やかな発表に向けて引き続き働きかけていきたいとしています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。