2日午前の東京株式市場は、方向感を欠く展開となった。日経平均株価(225種)は朝方、前日終値から300円超下落し、取引時間中として3営業日ぶりに節目の3万8000円を割り込んだ。前日に米国でハイテク株が値下がりした流れを引き継いだ。その後は午前の取引終了にかけて買い戻しが入り、上昇に転じた。  午前終値は前日終値比25円66銭高の3万8299円71銭。東証株価指数(TOPIX)は2・93ポイント高の2732・33。  前日の米国市場では、ハイテク株主体のナスダック総合指数が下落。2日の東京市場でも朝方から半導体関連株の一角などに売り注文が入った。


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