【パリ時事】斎藤健経済産業相とフランスのルメール経済・財務相は1日、パリ市内で会談し、重要鉱物分野での協力強化に関する共同声明に署名した。両国は重要鉱物の供給や採掘・製錬技術などに関する情報を共有。安定調達のため、両国の企業や投資家の連携を進めることで一致した。

声明は「強靱(きょうじん)かつ強固で透明性のある重要鉱物サプライチェーン(供給網)の構築が不可欠だ」と指摘。レアアース(希土類)などを安定的に確保するための資源国への支援について議論を進めるとともに、日仏政府間や民間企業を交えた対話を行うと明記した。

共同声明に署名した斎藤健経済産業相(右)とフランスのルメール経済・財務相=1日、パリ

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