日本郵政グループは15日、郵便局の利用に応じてポイントを付与するサービスを始めると発表した。来局した時や「ゆうパック」の送付に合わせてポイントがたまる。ポイントはゆうパックなどの支払いや、同社が提供するオリジナルグッズとの交換に使える。多様な特典を打ち出し、郵便局の利用促進につなげる。
18日から「ゆうゆうポイント」を始める。グループの専用アプリ「郵便局アプリ」を介して会員登録を済ませ、郵便局の窓口にある2次元バーコードを読み取るとポイントをためられる。来局1回につき1日1ポイント付与し、2025年春からはゆうパックや商品購入など100円分のサービス利用につき1ポイント還元できるようにする。
ためたポイントは茶わんやタンブラー、ブランケットなど郵便局のオリジナルグッズと交換できる。2026年春からはゆうパックなどのポイント払いにも対応する。地域の伝統体験や関連施設もポイント利用できるようにし、観光需要を開拓する。
郵政グループはカタログ通信販売「ふるさと小包」を手がけており、ポイント施策を取り入れることで地産品などの購入促進にもつなげる。同社の担当者は「現場の社員やお客様の声を聞きながらポイントを使える場面を増やしていく」と話す。
【関連記事】
- ・LINEヤフー、置き配指定でポイント付与 2024年問題で
- ・歩数に応じ「Vポイント」 三井住友銀系、健康増進で誘客
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。