社内協業の促進ソフトを手掛けるBeatrust(ビートラスト、東京・港)は14日、生成AI(人工知能)を活用して社員のスキルを可視化する新機能を始めると発表した。チャットツールや同社の協業ソフトなどを通じて集めた社員ごとの情報をAIが分析し、社内で埋もれた人材を発掘できるようにする。
同社の協業ソフトに機能「ビートラスト・スカウト」を追加する。求める人物像を文章で入力するとスキルのデータベースを基にAIが適任者を検索し、マッチング率の高い順に表示する。社員が自己申告したスキルの情報だけでなく、経歴や人事評価などのデータも参考にする。
事業開発やシステム開発など社内で新しいプロジェクトを始める際に、埋もれている人材の発掘につながるとみている。大企業を中心に初年度は50社への導入をめざす。
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