インバウンドが増え飲食店や宿泊施設などを中心に好調な設備投資需要が続く

厨房機器大手のホシザキは12日、2024年12月期の連結純利益が前期比4%増の340億円になる見通しだと発表した。従来予想から10億円上方修正した。国内では円安などの影響でインバウンド(訪日外国人)が増えており、飲食店や宿泊施設などを中心に好調な設備投資需要が続くとみる。

売上高は15%増の4300億円と、従来予想から200億円上振れる。海外では今期新たに連結子会社にしたトルコの厨房機器メーカーのオズティ、フィリピンの厨房機器輸入販売2社の業績が寄与する。年間配当予想は95円を維持する。

同日発表した24年1〜9月期の連結決算は、売上高が前年同期比17%増の3312億円、純利益が2%増の305億円だった。

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