良品計画は11日、100%再生ペットボトル入りのお茶を13日に発売すると発表した。容器をアルミ缶から再生原料由来のペットボトルに切り替えるとともに、従来品から内容量を増やして実質値下げする。全国の「無印良品」店舗とネット通販で販売する。
内容量は500ミリリットルで、2種類の味を追加して計9種類にした。価格は「ノンカフェイン 麦茶」など3品が90円で、「ノンカフェイン 黒豆茶」など6品が120円。従来品は内容量が400ミリリットル未満で価格は120円だった。
良品計画は環境負荷を抑えるため、2021年4月にお茶の容器についてペットボトルからリサイクル率が高いとされるアルミ缶に切り替えた。再生ペットボトルの採用によって、容器の製造時に発生する二酸化炭素(CO2)排出量をアルミ缶と同等以下に抑えられるという。
これまで再生ペットボトルは原料の確保が課題だったが、リサイクル習慣の定着などで安定した量を調達できるようになった。良品計画では来春には炭酸飲料についても再生ペットボトルに切り替える。コーヒーなどはこれまで通りアルミ缶入りで販売する。
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