レクサスを製造するトヨタ自動車九州の宮田工場(福岡県宮若市)

トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)が11日発表した2024年4〜9月期の売上高は、前年同期比15%減の6531億円だった。前年同期に半導体や部品の供給が新型コロナウイルス禍の混乱から回復し挽回生産を進めた反動が大きく、例年並みの水準に落ち着いた。22年11月に発売したレクサスの多目的スポーツ車(SUV)「RX」の新型車需要も一服した。

車両の生産台数は15%減の18万2457台だった。仕向け地別に見ると中国を含むアジアが最も多く6割近くを占めた。苅田工場(同県苅田町)で生産しているエンジンは14%減の20万4023基、小倉工場(北九州市)で生産するハイブリッド部品は5%減の31万9758基だった。

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