センコーグループホールディングス(GHD)は11日、2025年3月期の連結純利益が前期比21%増の193億円になりそうだと発表した。従来予想(13%増の180億円)から13億円上方修正した。主力の物流事業で実施した運賃改定で収益性が向上する。ホテル事業も堅調に推移するとしている。年間配当は46円(前期は38円)と、従来予想から4円積み増す。

売上高にあたる営業収益は10%増の8600億円、営業利益は20%増の358億円を見込む。それぞれ従来予想から100億円、18億円引き上げた。システム開発の日東テクノブレーン(埼玉県所沢市)やディスプレーメーカーの七彩(京都市)を買収し、新しく連結対象としたことも影響している。

同日発表した24年4〜9月期の連結業績は、純利益が18%増の104億円、営業収益が9%増の4141億円だった。

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