機能性ヨーグルト「トリプルヨーグルト」シリーズなどの販売が不調だった

森永乳業は8日、2025年3月期の連結純利益が前期比71%減の180億円になる見通しだと発表した。従来予想から10億円下方修正した。物流費の上昇などで4〜9月期に計画未達となった分を通期の業績見通しに反映した。10月以降の業績見通しは従来予想を据え置いた。

売上高は2%増の5600億円、営業利益は2%増の285億円の見通しで、それぞれ従来予想を100億円、15億円下回る。前期比では飲料「マウントレーニア」などの販売が伸びる。

同日発表した24年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比84%減の97億円だった。物流費や人件費、原材料価格が上昇した。機能性ヨーグルト「トリプルヨーグルト」シリーズなどの販売が不調だった。前年同期に工場跡地の売却益があった反動も出た。

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