総務省が8日発表した9月の家計調査は、1世帯(2人以上)当たりの消費支出が28万7963円で、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比1.1%減だった。マイナスは2カ月連続。台風の影響で自動車の購入が低調だった。物価高を踏まえ、野菜や肉類への支出を控える節約志向も引き続き目立った。
支出の項目別では自動車販売を含む「交通・通信」が11.8%減。悪天候で販売店の客足が伸びなかった。
一方で「食料」は横ばいだった。食品や酒類が減少する一方、外食への支出は堅調だった。
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