貨幣処理機大手のグローリーは7日、2025年3月期の連結純利益が前期比56%減の130億円になる見通しだと発表した。従来予想(61%減の115億円)から15億円上方修正した。貨幣処理機で新紙幣に対応したソフトウエアや機種の更新需要が当初想定を上回った。売上高は3%減の3620億円とし、従来予想(7%減の3460億円)から160億円引き上げた。
同日発表した24年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比11%減の73億円、売上高が17%増の1850億円だった。期中に急激に円高が進んだことで34億円の為替差損を計上した。
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