モニター調査で使用する新潟市のゴミ袋。バイオマス比率は25%

新潟市はバイオマス比率を高めた指定ゴミ袋を導入する検討を始めた。現在コメを10%配合したゴミ袋を一部使用しているが、新たにコメと植物由来原料でバイオマス比率を25%に高めたゴミ袋の使用を検討する。市民100人を対象に強度や使用感などを調べるモニター調査を実施し、今後の本格導入を決定する。市をあげて脱炭素の取り組みを推進していく。

新潟市は2024年4月に、市産の資源米を10%配合したゴミ袋500万枚を販売した。製造はバイオマスレジングループが手がける。導入を検討しているバイオマス比率25%のゴミ袋は、コメだけでなく植物由来の原料も使用し製造原価を抑える。柔らかい質感の10%配合ゴミ袋より、従来の石油プラ製ゴミ袋に近いパリッとした質感という。

モニター調査の期間は25年1月から3週間で、希望者は市のオンライン申請システムかはがきで今月15日までに申し込む。県内では関川村と南魚沼市などでもバイオマス比率25%の指定ゴミ袋を使用している。

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