産直サイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデン(東京・港)は7日、冷凍食品のサブスクリプション(定期購入)サービスを始めると発表した。食べチョクに出品している生産者がつくる素材を使う。共働き世帯などに顧客層を広げることで、規模の小さい農家にもお金が回る仕組み作りをめざす。
新サービス「ビビッドテーブル」はハンバーグやチキンステーキなどの冷凍食品を販売する。12食入りのMプランの場合、1食あたり862円。食材の生産者の情報をQRコードをスキャンすることで見ることができる。
このほか野菜や果物など食材のサブスクリプションサービス「食べチョクドットミィ」、ギフトに特化したサービス「コレダギフト」も始める。3年をめどに、3サービスの合計で利用者100万人を目標にする。
事業の拡大にあわせ、関東エリアに初の自社の物流拠点を設ける。秋元里奈社長は「より多くの販路を生産者に提供できるような総合流通企業を目指して、事業を展開する」と述べた。
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