食品卸などのヤマエグループホールディングス(GHD)が6日発表した2024年4〜9月期の連結決算は、売上高が前年同期比55%増の4797億円、純利益が6%増の41億円だった。4〜9月期としてはともに4期連続で過去最高となった。前期に買収した子会社の業績上乗せ分のほか、猛暑の影響や夏イベントでアルコール飲料の販売が好調だった。
23年12月に買収した菓子卸のコンフェックスホールディングス(東京・渋谷)など複数子会社の業績を期初から取り込んだ。アルコール飲料の好調な販売に加えて食品の値上げ効果もあり、売上高を大きく伸ばした。一方、利益面では他社との競争激化や物流費などコストの上昇に加え、利益率が低い食品卸の割合が高まったことから伸び率は小幅にとどまった。
25年3月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比26%増の9000億円、純利益は6%増の90億円を見込む。
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