ヘップファイブの地下1階に免税カウンターを設けた

阪急阪神不動産は5日、大阪・梅田の商業施設「HEP FIVE(ヘップファイブ)」に、インバウンド(訪日外国人)向けに免税手続きを一括して行うカウンターを設けたと発表した。英語と中国語に常時対応する。増加するインバウンドの利便性向上を図る。

ヘップファイブの地下1階に1日開設した。物販127店舗のうち、まず43店舗で1日5000円以上の購入が対象となる。25年3月までをメドに80店舗以上に対象を広げる。個別に免税手続きに対応する店舗を含めると、免税対応できる店舗は100店舗以上になる見込みという。

親会社の阪急阪神ホールディングスによると、ヘップファイブの24年3月期の売上高は199億円。ヘップファイブは観覧車を併設していて海外でも知名度が高いほか、漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」公式ショップなどアニメキャラクターの関連ショップが複数入り、インバウンドの来訪が多い。

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