ヘラルボニーと川徳の資金調達で目標達成を知らせるREADYFORのサイト(5日)

福祉スタートアップのヘラルボニー(盛岡市)と老舗百貨店の川徳(同)がクラウドファンディングで取り組んでいる資金調達が5日までに目標額の1000万円を超えた。大台に乗せたのは3日夜で、10月25日正午の開始から10日目での達成だった。資金は引き続き2025年1月23日まで募る。

資金調達の実務を担うREADYFOR(レディーフォー、東京・千代田)のサイトには出資者が「応援している」「期待以上の形になりそう」といったメッセージを書き込んでいる。書き込み率は7割程度で、通常より高いという。

ヘラルボニーの松田崇弥・文登共同最高経営責任者(Co-CEO)は3日夜、目標達成を受けて「ヘラルボニーは短期の売り上げより長期の文化創出に目的を置く」などと公式X(旧ツイッター)に投稿した。

集めた資金はヘラルボニーが川徳1階に旗艦店「ISAIPARK(イサイパーク)」を開くための改修費などに使う。同店は25年2月の開業を予定している。

ヘラルボニーと川徳の資金調達は大台を超えた(READYFORのサイト、5日)
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