アマゾンジャパン(東京・目黒)は5日、2023年の日本国内への投資額が1兆3000億円以上だったと発表した。22年の投資額は1兆2000億円以上としており、前年比で1割ほど積み増したもようだ。配送センターの新設など自社物流網の整備や、クラウド事業向けのデータセンター向けの投資を増やした。
投資額が特に大きかったのは物流分野とみられる。23年には大型倉庫の「フルフィルメントセンター」を2カ所新設したほか、配送物の仕分けを行う中継拠点「デリバリーステーション」を11カ所増やした。翌日配送や「置き配」に対応する地域が広がったという。
同日、日本経済新聞などの取材に応じたアマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長は「消費者は便利なショッピング体験や迅速で満足のいく配送を求めている。物流ネットワークへの投資を今後も加速する」と話した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。