京セラは1日、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)の京セラベンチャー・イノベーションファンド 1 号から、量子コンピューターを使ったソフトウエア開発を手掛けるスタートアップQunaSys(キュナシス、東京・文京)に出資したと発表した。同社とアルゴリズム開発などの共同研究を通じ、新規事業の創出をめざす。
京セラは4月にベンチャーキャピタルのグローバル・ブレイン(東京・渋谷)と組んで初のCVCを立ち上げた。国内・アジア向けでファンドの規模は60億円程度。自動運転スタートアップのTuring(チューリング、東京・品川)に次いで今回で2件目となる。これとは別に欧米向けにも90億円規模の第2弾のファンドを立ち上げている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。