4月30日の東京市場では、午前中、1ドル=156円台前半から、じりじりと円安が進み、一時、1ドル=157円台をつける場面もありましたが、その後は、一進一退の神経質な取り引きが続きました。

午後5時時点の円相場は、先週末と比べて15銭円安ドル高の1ドル=156円85銭~87銭でした。

一方、ユーロに対しては、先週末と比べて23銭円高ユーロ安の1ユーロ=167円90銭~94銭でした。

ユーロは、ドルに対して1ユーロ=1.0704~06ドルでした。

市場関係者は「きのうの荒い値動きから、政府、日銀による市場介入への警戒感が一段と高まっていることに加え、今週はアメリカで金融政策を決める会合も開かれることから、その結果を見極めようと、様子見ムードも強まり、値動きは小幅にとどまった」と話しています。

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