スクウェア・エニックス・ホールディングスは30日、2024年3月期の連結決算で221億円の特別損失を計上すると発表した。家庭用ゲームの開発方針見直しに伴って一部のタイトルの開発を取りやめたため、コンテンツ廃棄損が発生する。業績見通しについては「現在精査中」という。

2月時点の24年3月期の業績見通しでは、売上高は前の期比5%増の3600億円、純利益は22%減の385億円としている。前の期にあった海外子会社の売却益の反動が出る。

同社は収益力の向上を目指して、23年3月期からゲームの開発内製化やタイトルの絞り込みを実施してきた。

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