資生堂は直営店事業の旗艦店「シセイドウ ザ ストア」を子会社のザ・ギンザに事業継承する

資生堂は29日、直営店事業や健康ドリンクなどを販売するインナービューティーブランドの一部を会社分割によって別のグループ会社に事業承継させると発表した。2025年1月1日付で連結子会社のザ・ギンザや資生堂ジャパンにそれぞれ簡易吸収分割で承継させる。

直営店事業は資生堂が東京・銀座で11年に立ち上げた旗艦店「SHISEIDO THE STORE(シセイドウ ザ ストア)」を手がけていた。化粧品などを中心に販売していたものの、実質的な運営はこれまでもザ・ギンザが担っていた。業務効率化の一環で事業を引き継ぐ。

サプリメントなどを販売するインナービューティーブランド「SHISEIDO BEAUTY WELLNESS(シセイドウ ビューティー ウエルネス)」については、国内市場向けのマーケティング機能とeコマース事業を資生堂ジャパンに事業継承する。国内市場向けの事業展開をより効率化する。

資生堂は「今回の吸収分割は当社の完全子会社を分割承継会社とする会社分割であるため、当社の24年12月期の連結業績に与える影響は軽微」としている。

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