上新電機は25日、2025年3月期の連結純利益が前期比22%減の38億円になる見通しだと発表した。従来予想は23%増の60億円だったが、一転、減益になる。猛暑でエアコン販売は伸びたが、上半期までゲームソフトで大型タイトルの販売がなかったことなどが響く。人件費など販管費の増加も響く。
売上高は1%減の4000億円になる見通し。従来予想から100億円引き下げた。巣ごもり需要の反動や物価高が響き、冷蔵庫や洗濯機など白物家電やテレビの販売が振るわない。インターネット販売も伸び悩む。営業利益は52%減の40億円と、従来予想を50億円下回る見通し。年間配当予想は前期から10円増配の100円で据え置く。
同日、24年4〜9月期の連結純利益が前年同期比29%減の22億円になったようだと発表した。期初の予想を10億円下回った。売上高は3%減の1918億円と、従来予想を62億円下回った。
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