秩父の夜を照らす「月」をイメージしたサウナ=西武レクリエーション提供

西武レクリエーション(埼玉県所沢市)は25日、西武秩父駅前の複合温泉施設「祭の湯」(同県秩父市)に貸し切りの個室サウナを開業する。秩父の自然をテーマとし、月と滝をコンセプトにした2種類の個室を設けた。新たな癒やしのスポットとして国内外の観光客の利用を見込む。

サウナ室の「月-tsuki-」は月をイメージした特殊な時計を設置した。時計針ではなく月の満ち欠けで時間を表現するなど幻想的な雰囲気とした。「滝-taki-」は山肌を流れる水をイメージし、サウナストーブに定期的に大量の水を落とす「ロウリュ」の仕掛けを用意した。秩父が豊かな水源を持つことにちなんだ。

入浴後は水風呂が苦手な人も心地よく「ととのう」体験ができるよう、秩父地域では初めてマイナス20℃設定の「氷点下アイスルーム」を設置。冬の風物詩である氷柱をイメージした。

サウナルームの料金は入館料とは別で支払う。平日は1部屋あたり3000円、土日祝日は5000円(いずれも2時間)だ。

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