ユナイテッドアローズが上海市中心部で25年1月に開業を予定する直営店の外観イメージ

セレクトショップ大手のユナイテッドアローズ(UA)は24日、中国大陸では初となる直営店を2025年1月下旬に上海市内に開業すると発表した。「ユナイテッドアローズ」や「ビューティー&ユース」など主力ブランドに加え、中国限定の商品を取り扱う。海外への直営店の新規出店は19年1月の台湾以来、6年ぶりとなる。

中国現地法人が上海中心部の商業施設「静安ケリーセンター」内に「ユナイテッドアローズ上海静安嘉里中心店」を開く。床面積は約350平方メートル。

UAは19年12月に中国で現地子会社を設立したが、新型コロナウイルス禍の影響で出店を見合わせていた。23年に発表した中期経営計画では中国を重点市場と位置づけ、これまでに上海市や北京市、杭州市で期間限定の店舗を開いていた。今後は中国の現地企業と連携して他の主要都市での出店も検討する。

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