ヤマダホールディングス(HD)は24日、米テスラの家庭用蓄電池「パワーウォール」の販売を始めたと発表した。沖縄県を除く全国の家電量販店「ヤマダデンキ」の店舗で取り扱う。全国規模の家電量販店での販売はヤマダが初めて。太陽光発電の普及に伴い、家庭用蓄電池の需要が高まるとみている。
販売価格は工事費などを含めて208万7800円。25日に開業する「Tecc LIFE SELECT湘南平塚店」(神奈川県平塚市)でパワーウォールを展示し、その後他の店舗にも展示する。パワーウォールの蓄電容量は13.5キロワット時(kWh)、定格出力は5キロワット(kW)。本体の厚さが14.7センチメートルと薄型のシンプルなデザインが特徴だ。
国内の家電市場が伸び悩む中、ヤマダは電気自動車(EV)や住宅など非家電領域を広げている。テスラと連携して家庭用蓄電池のラインアップを増やし、太陽光発電設備やリフォームなどの販売につなげる。
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