高崎高島屋の北海道物産展は同社最大の売り上げを誇る物産展だ(23日、群馬県高崎市)

高崎高島屋(群馬県高崎市)は23日、北海道の食材を集めた物産展「秋の大北海道展」を始めた。ジャガイモやサツマイモに焦点を当て、じゃがバターやスイーツを実演販売する。約40店が出店し、11月5日までの2週間開く。

ジャガイモの商品を売り出す店舗は5店、サツマイモは6店をそろえた。夕張市の「夕張あきんど屋」は「キタアカリ」という品種を使ったじゃがバター(540円)を提供。小樽市を代表するスイーツ店「小樽洋菓子舗ルタオ」は北海道産サツマイモを使ったパフェ(1210円)を販売する。

ルタオが提供するサツマイモのパフェは人気だ(23日、群馬県高崎市)

29日までの1週目と30日以降の2週目で複数店舗を入れ替える。1週目と2週目にそれぞれ1080円以上購入した先着2500人にタオルハンカチを贈るスタンプラリーを開くなど、何度も来店を促す。

北海道物産展は高崎高島屋で最も売り上げが大きい物産展で、春と秋の年2回開く。2023年秋に過去最高の売上高を記録し、24年春にはさらにそれを上回った。同社は今回の物産展の売り上げについて、昨秋比5%増を目指す。

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