日本チェーンストア協会によりますと、全国の主なスーパーの9月の売り上げは9945億円と、既存店どうしの比較で去年の同じ月より1%増加しました。
商品別では「食料品」が野菜やコメなどが値上がりしたことで、2.6%増えました。
また「住居関連品」は例年より暑い日が多かったため、日焼け止めや制汗剤などが好調で6.1%増えました。
スーパーの売り上げは2か月連続の増加となりましたが、長引く物価の上昇で消費者の節約志向が高まり、購入点数は減少傾向にあるとしています。
記者会見した日本チェーンストア協会の牧野剛専務理事は「所得が十分に上がらない中で消費者の節約志向は強まっていて、売り上げは増加となったもののスーパーの業績は決して好調な状況ではない」と話しています。
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