徳島県はトラック運転手の確保や物流の効率化につながる経費を補助する制度を新設した。このほど申請の受け付けを始めた。県内のトラック事業者や荷主事業者が対象で、補助の上限は200万円と1000万円の2種類がある。
倉庫の改修や駐車スペースの拡大といった施設整備に最大1000万円(補助率は2分の1以内)を支給する。配車計画に関するシステムの導入、フォークリフトやアシストスーツの購入、シャワー室や女性専用の休憩室の設置、研修会の開催などに最大200万円(同)を出す。
時間外労働の規制強化でトラック運転手の人手不足が深刻化する「2024年問題」への対応策の一つ。募集期間は2025年1月10日までだが、約1億円の予算枠を上回る見込みとなった時点で受け付けを終了する。
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